2012年1月28日土曜日

襖展へ向けての裏話

襖の大きさは 約80×171cm


交流センターゆうで作業をする前に ある程度(8割くらい)を
自宅で仕上げて行った。

後は パーツを貼り合わせるだけだから
1時間もかからずに終わるかなぁ。と

到着して 襖に仕上げてきた 土台(紙)を貼ろうとしたが・・・。

襖の素材が古過ぎて 強力両面テープが 剥がれてしまう!!

「え!? 強力両面テープが剥がれるって・・」

他にも試そうとしたが、きっと同じ結果になるだろう。

どこかにぶつけて出来たであろう 穴をぺリっとめくってみると、
中から新聞紙がお目見え。

「お! ここになら 両面テープが貼れるかも!」

そして 襖の紙を、全部剥がしてみた。

すると中から 昭和43年の新聞が!


 時代を感じる 記事がいっぱい



動物浮輪・・80円  ビーチボール25cm・・80円
人形劇セット・・350円 ソフト怪獣・・100円
など。


中でも気になったのは
歩行人形ミエチャン48cm・・500円

そして結局 新聞紙に貼っても 剥がれてくる恐れがあったので、
さらに剥がして 最後は板がお目見え。

板に両面テープを貼り、土台つくりは無事に終了したのです。

ここからさらに 仕上げ作業は続きます。

試行錯誤を繰り返し 終わった事には 外は真っ暗で 3時間の時が経っていました。

ただ ひたすらに仕上げる。

「襖ってこんなふうになってるんだぁ」
とか
「たくさんの人が 襖展を見に来てくれるといいなぁ」
とか
「お腹空いたなぁ」
とか 心の中でブツブツ言いながら。

そして 完成した作品を眺めながら
「静かな作業場で 大きな作品をつくるのって、本当に楽しい!!」
と 心の中で 叫んでみる(^^)